弁護士になるための就職活動

投稿日時:2017-10-17 14:50:40

一般的に多くの人が想像する通り弁護士になるための司法試験は日本でも最も難しい試験のひとつでしょう。しかし、そんな難関試験に合格し、司法修習を経て晴れて弁護士資格を得ても実際に希望の法律事務所に就職できるかどうかはわからない、という不安はあります。

以前「ノキ弁」「イソ弁」といった言葉について触れましたが、その後もマスコミなどで時折弁護士の就職難についての話題が見られることがありますので、状況はあまり変わっていないのかもしれません。要因としては司法制度改革により合格者数が増えたことなどが考えられますが、結局のところ個々人で希望の就職先に就職できるための対策を立て実践するしかないのではないでしょうか?

弁護士の就職活動というと特殊なイメージを持たれるかもしれませんが、本質的には一般におけるいわゆる「就活」と大差はないような気がします。確かに一流大学・大学院の出身かどうかといったことや司法試験の成績などは影響をもたらす要素ではありますが、最終的には人柄など面接での印象が大きく関わってくるという意味では、一般企業の就職活動と共通しているでしょう。

弁護士になるまでの道のりは大変ですが、最後まで諦めずに努力した人が希望通りの就職を叶えるのだと思います。

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「イソ弁」「ノキ弁」をご存知?

投稿日時:2015-08-14 15:35:31

「イソ弁」「ノキ弁」「タク弁」……これって何のことだかわかりますか? 「よし、今日のお昼はイソ弁にしよう!」と思ったあなた、惜しい。お弁当のことではなく、いずれも弁護士のことなんです。

「イソ弁」とは「いそうろう弁護士」の略。他人の法律事務所に居候している弁護士のことです。

「ノキ弁」とは「軒先を借りる弁護士」の略で、他人の法律事務所に机を置かせてもらって仕事を始める弁護士のことです。イソ弁と違って、こちらは法律事務所からお給料は出ません。

「タク弁」とは、自宅を事務所とする弁護士のことです。ほかにも「ケータイ弁」「マチ弁」などといった言葉があります。

もちろん、これらの言葉は、あまりいい意味では使われません。主に、大手事務所に就職の決まらなかった新人弁護士が、とりあえず営業を始めるときに使う言葉です。弁護士も一流学校卒の人以外は、厳しい現実が待っているようです。

法曹と学閥

投稿日時:2015-06-01 13:26:30

自分は弁護士を目指しているので、学閥についてあまり考えた事はありませんでしたが、法曹界では学閥は非常に大事になる場合も多いそうです。

そもそも学閥というのは何かというと、簡単に話すとどこの大学を卒業したのか、その卒業した大学のグループという事です。例えば入りたい企業があって、そこに面接を受けに行ったとした時に、同じくらいのランクで同じくらいの評価の人間が居たとすると、同じ大学を卒業した学閥の人間がいれば「おお、俺の後輩じゃないか」というポイントがプラスになって採用される事がある、という様なメリットがあれば、逆にライバル校等の嫌いな学閥の先輩が居れば入社やその後の昇進で足を引っ張られたりなんていう事があるそうです。

弁護士という職業では、あくまで個人の能力を評価されるものなせいかそこまで露骨な学閥意識は少ない様に思います。そもそも狭き門である司法試験を受かってるんですから、スタートラインが同じと考えられる様です。

では、どこが学閥を気にするのかというと『裁判官』です。と、いうのも毎年必ず判事の採用のニュースで卒業大学と人数が公開されているのですが、いつも東大が一番多くの採用人数になっています。もちろん他の大学と僅差の年もありますが、何故東大ばかりがいつも多いのか不思議です。そして考えていきついたのが、憲法80条にある裁判官の任命方法。「下級裁判所の裁判官は、最高裁判所の指名した者の名簿によつて、内閣でこれを任命する。その裁判官は、任期を十年とし、再任されることができる。但し、法律の定める年齢に達した時には退官する。」と。最高裁判所の氏名した者の名簿ってどうやって作られるんでしょうね?毎年東大を卒業した方がたくさんいる、学閥の力だと思うと納得できる気がするんですが、ネットの質問箱等を見ると「そんな不公平な事を考える人間が裁判官には向いてるはずがない」なんて意見も書かれているのでそうかもしれません。まぁ、回答者さんが法曹ですと書かれていることは無いので、一般的なイメージからの発言なのかもしれませんが。

同郷の人間があればなんとなく親しみを覚える、そう考えると決して不自然では無いように思うんですけどね。

弁護士になるための道のりが厳しすぎる

投稿日時:2015-04-24 14:13:19

皆さんは、弁護士になるためにはどうすればいいか、ご存知ですか?

とりあえず法学部に入って、法律を勉強して、司法試験に合格すればいいんじゃないの?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし厳密には、法科大学院を卒業して司法試験に合格することが求められます。

順当に行くなら、法学部から法科大学院に進み、司法試験を受けることになりますが、その間にはいくつもの障壁が待ち受けているんです。

まず法学部・法科大学院を卒業するのが難しいです。入学するのも難しいですが、授業内容も難しいため途中で挫折してしまう人も少なくありません。しかも学費がべらぼうに高い! その上、弁護士を目指すのなら予備校に入るのも欠かせませんから、費用は更にかさんでしまいます。

そうして大変な思いをして法科大学院を卒業したら、今度は司法試験の壁が立ちはだかります。昨年の司法試験の合格率は約23%だと発表されています。これだけ苦労して受験しても、一年にたったの2000人弱しか合格しないんです。しかも、そのあとには厳しい就職競争まで待っているんですね。

実は、法科大学院を卒業しなくても、司法試験予備試験を合格して弁護士になる道もありますが、こちらは独力で勉強しなければいけない分、難易度はさらに高くなります。

なんにせよ、弁護士になるための道って険しすぎるんです。

弁護士になって出来ることって

投稿日時:2014-07-30 19:04:25

私は弁護士の資格を取得していることを目指していますが、将来にいろいろな法律関係の仕事ができれば良いと考えています。最近では、労働問題や離婚問題などの際に弁護士が役に立つことが増えているそうですが、私はこうした場面に積極的にアドバイスをすることによって、問題の解決につなげることができれば良いと考えています。

弁護士の資格を取得しただけでは、知識や経験を得ることができないために、まずは法律事務所などへの就職をしたいです。特に、司法修習の後には自分の時間を作ることができると思うので、ブログなどを通じて法律に関する出来事を発信することができれば良いと考えています。

ここ数年の間で、法科大学院や司法試験などの制度が大きく変わってきていますが、資格取得の方法がいろいろな面で増えていることはとても良い傾向ではないでしょうか。私は、弁護士として一人前となって出来る限り大勢の人々の助けになりたいと考えています。

弁護士の先生って変な人多いかも

投稿日時:2014-07-10 12:33:00

私は、現在大学の法学部で司法試験の勉強に取り組んでいるのですが、授業の一環として弁護士の先生からお話を聞く機会が増えてきました。特に、最近では弁護士の先生って変な人が多いかもしれないと考えることもあり、司法修習の時代を経てしっかりとした人格を身につけることの大切さを感じています。

弁護士の資格を取得するためには、司法試験に合格をすることが何よりも重要ですが、それだけではなくしっかりとコミュニケーション能力を高めることが必要であると考えています。弁護士の先生の中には、クライアントに対して横柄に接したり、自分の考えを押し付けるなどの態度が目立ちますが、何よりも資格取得だけに熱を入れ過ぎないこともポイントであると考えています。

弁護士の資格を持っている人は日本中にたくさん存在していますが、多くのクライアントからの信頼を得るためには、法律に関する知識や経験はもちろんですが、その他にも人格的に立派であることが大切なのではないかと考えています。

旧司法試験よりは楽だけどそれでも難しい

投稿日時:2014-06-11 01:30:57

私は現在司法試験の勉強をしており、近い将来に法曹として多くの人の役に立つことを希望しています。現在の司法試験制度は、旧司法試験の時代と比較して随分と楽になったと考えています。その理由として、基本的な事項のほとんどを法科大学院で勉強することができたり、試験対策などの際には担当の教授がアドバイスをしてくれるために助かっています。

ただし、司法試験に合格するためにおぼえなければならないことはとてもたくさんあるために、難しいと感じる機会が増えています。司法試験は、数ある資格試験の中でも最高峰として知られており、もし合格することができれば一定の社会的な地位を得ることができると考えています。

現在では、資格を取得したからと言ってすぐに就職先が決まる人ばかりではないそうですが、在学中から弁護士事務所などとのつながりを作っておくことは将来につながる大きなチャンスであると思います。今後も、気を引き締めて司法試験の資格取得に励みたいです。

法律の文章が読みにくすぎて泣ける

投稿日時:2014-05-22 14:29:49

司法書士や弁護士などになることを目指して資格を取得するため勉強をしていますが、日本の法律はものにもよりますが複雑であったり難解な言い回しをしているものもあって、勉強が大変です。

資格を取得して手に職を付けることを夢見て頑張る人も大勢いますから、他の人に負けないように努力を続けています。それでもこの弁護士や司法書士などの資格を取得する前に心が折れそうな気がします。

法律の中には読みやすいものなどもありますが、どちらにでもとれるようなものも多くあり、その法律の解釈について、どう判断すればよいのか迷う場合もあります。こうしたときには、その法律が作られた背景などが分かれば比較的読みやすくなるものもあります。

なぜこの法律が必要だったのか、あるいは不要だったのかをしっかりと把握することが重要だと認識しながら、一つ一つ確実に理解し、暗記するだけでなくどうしてこの法が必要だったのかを考えながら学ぶことが重要であると言えます。

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一言:A lawyer's egg