弁護士になるための道のりが厳しすぎる
投稿日時:2015-04-24 14:13:19
皆さんは、弁護士になるためにはどうすればいいか、ご存知ですか?
とりあえず法学部に入って、法律を勉強して、司法試験に合格すればいいんじゃないの?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし厳密には、法科大学院を卒業して司法試験に合格することが求められます。
順当に行くなら、法学部から法科大学院に進み、司法試験を受けることになりますが、その間にはいくつもの障壁が待ち受けているんです。
まず法学部・法科大学院を卒業するのが難しいです。入学するのも難しいですが、授業内容も難しいため途中で挫折してしまう人も少なくありません。しかも学費がべらぼうに高い! その上、弁護士を目指すのなら予備校に入るのも欠かせませんから、費用は更にかさんでしまいます。
そうして大変な思いをして法科大学院を卒業したら、今度は司法試験の壁が立ちはだかります。昨年の司法試験の合格率は約23%だと発表されています。これだけ苦労して受験しても、一年にたったの2000人弱しか合格しないんです。しかも、そのあとには厳しい就職競争まで待っているんですね。
実は、法科大学院を卒業しなくても、司法試験予備試験を合格して弁護士になる道もありますが、こちらは独力で勉強しなければいけない分、難易度はさらに高くなります。
なんにせよ、弁護士になるための道って険しすぎるんです。